大学進学には、学費だけでなくさまざまな費用がかかります。まず、学費には入学金や授業料が含まれます。また、教材費や施設利用料、学生会費などの諸経費も考慮する必要があります。これらの費用を把握し、計画的に準備することが重要です。
そのためには我が家の大学費用がいくらなのかを知る必要があります。今回は子ども3人の大学費用をシミュレーションしてみたいと思います。
前提条件
- 長女小5、次女小3、三女年長の三姉妹。
- 我が家は田舎に住んでいるため、自宅通学で通える大学はほとんどないため下宿を前提とする。
- 子どもはストレートで進学、浪人はしないものとする。
- 国立大4年、国立大6年(学部+院)、国立大6年(医歯薬学部)、私立大4年(理系)、私立大6年(理系)(学部+院)、私立大6年(医歯薬学部)の5パターンをシミュレーションする。
- 2025年からの多子世帯大学無償化制度を利用する。
2025年の大学無償化制度の支援金額は、現行の大学無償化制度における授業料等減免の枠と同じ。
3人とも4年間、国公立大学、下宿の場合
長女 863.7万円-(28万円+54万円×4年間)=619.7万円
次女 863.7万円-(28万円+54万円×2年間)=727.7万円
三女 863.7万円
合計 2,211.1万円
3人とも6年間、国公立大学(学部+院)、下宿の場合
長女 1,192.5万円-(28万円+54万円×4年間)=948.5万円
次女 1,192.5万円-(28万円+54万円×2年間)=1,056.5万円
三女 1,192.5万円
合計 3,197.5万円
3人とも6年間、国公立大学・医歯薬学部、下宿の場合
長女 1,192.5万円-(28万円+54万円×6年間)=840.5万円
次女 1,192.5万円-(28万円+54万円×4年間)=948.5万円
三女 1,192.5万円–(28万円+54万円×1年間)=1,110.5万円
合計 2,899.5万円
3人とも4年間、私立大学理系、下宿の場合
長女 1,203.2万円-(26万円+70万円×4年間)=897.2万円
次女 1,203.2万円-(26万円+70万円×2年間)=1,037.2万円
三女 1,203.2万円
合計 3,137.6万円
3人とも6年間、私立大学理系(学部+院)、下宿の場合
長女 1,687.8万円-(26万円+70万円×4年間)=1,381.8万円
次女 1,687.8万円-(26万円+70万円×2年間)=1,521.8万円
三女 1,687.8万円
合計 4,591.4万円
3人とも6年間、私立大学・医歯薬学部、下宿の場合
長女 3,266.6万円-(26万円+70万円×6年間)=2,820.6万円
次女 3,266.6万円-(26万円+70万円×4年間)=2,960.6万円
三女 3,266.6万円-(26万円+70万円×1年間)=3,170.6万円
合計 8,951.8万円
まとめ
我が家の大学進学費用は最安で2,211.1万円、最高で8,951.8万円かかることがわかりました。こうしてみると想像はしていましたが、大学進学費用は高いですね。
多子世帯大学無償化といっても下宿費用の負担が大きいので自分でしっかりと用意しておくことが大切ですね。
我が家は子ども3人とも私立理系(学部+院)を想定して4600万円のつもりで節約と資産運用を頑張ります。